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タイ バンコク視察レポート

世界中を網羅する 原材料調達ネットワークが強みの Thai Tokunaga 社のバンコク皮革工場の見学に行ってきました!調達した原材料を皮革に加工するだけでなく、靴、鞄などの皮革製品の製造ラインも東南アジアを中心に保有し、グローバルに展開をしています。

革工場は 1.水場(Beam) 2.仕上げ場(Finishing Sction)の2種類に分類できます。水場では、世界中から調達した「皮」を「革」に加工する処理を行います。皮に付着した不純物や毛を取り除き、同時に革以外の他原材料として再利用可能なコラーゲン繊維を分解除去。最終的には、クロム鞣剤を皮に浸透させ、耐久性を与えます。

皮から、保存可能なクロム鞣しをされた革は、鉄分が浸透している為、全て等しく水色をしています。ここから更に、革に化粧をしていく工程に入ります。色を付けたり、型押しをしたり、防火処理を施し、革の厚みを調整します。この工程は、水場の次である「仕上げ工場」にて行われます。